ニセコゴルフ&リゾート

ニセコゴルフ&リゾートを所有するニセコゴルフリゾートはこのほど、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
預託金償還のメドが立たなくなったため。負債総額は約37億円。うち預託金は約14億円で、他はほとんど母体である国分(東京)グループからの借入。営業は今後も継続する。

同社は1974年(昭和49年)、ニセコ藤屋産業として設立し同年10月にニセコゴルフ&リゾートをオープンさせた。しかしバブル期の開発計画失敗などにより経営難となり、国分グループに経営権を売却、グループ企業・国際グリーン(東京)の100%子会社となっていた。さらに1998年(平成10年)からは営業をグループ会社のファイブグリーンに委託していた。

同社によると、業績は落ちているものの預託金以外の対外債務は少なく、再生可能な状況という。当面、ファイブグリーンが従来通り営業継続するが、しかるべき時期に再生会社に所有・運営を統合する方針という。

※情報提供は北海道ゴルフリポート